寺内です。
舞洲TT、クリテリウムと両日参加してきました。
TTはE3で優勝、クリテはE2で10位。
以下、レースレポートを。
Day1 TT
平坦2kmの間にヘアピンが3つ、高速180°コーナーが一つ、中速180°コーナーが一つというコース。加速でのインターバルがかかる。
起床 07:00 起床時体重59.0kg
懸念していた内臓疲労は見る影もなく消え去り、起き上がった瞬間にわかる体の軽さ。調子が良いことを確認。
800kcalほど朝食で摂取し、会場まで約2時間の自走。
会場には10:30ごろ到着。チームメイトの福本さん、小竹守君と合流しエントリー手続きを行う。
その後、15分間の試走。
コーナーの感覚、ストレートの時間など、必要な情報を把握しておく。
試走後はローラーにて数分だけアップ、低負荷高回転で軽く。
気を抜いていたらあっという間に時間になったので、検車を済ませ、出走待ちエリアに移動。
ここで重大ミス、velotozeとturbineの装着を忘れてしまう。
急いで小竹守君に持ってきてもらえました。(ありがとう)
が、velotozeは初使用のため装着に時間がかかると判断し、断念。
Turbineの使用のみとした。
12:00ジャスト、E3がスタート。
30秒毎に選手が出走していく。
待ち時間中にアナウンスでトップタイムが2:55秒台と聞き焦るが、とりあえず自分の走りをすることだけを考える。
僕の番が来た。
スタート約4秒前にサイコンのスタートを押し、スタート後はもがいて一気に加速。
ストレートの長さは試走である程度把握してあるので、コーナー時のブレーキング前までは下を向いてひたすらトップスピードを維持。
第1、第3、第4のヘアピンコーナーのブレーキングは早め早めを意識し、途中の通過速度より何よりも加速開始のタイミングの早さを重視する。踏み始めはクリッピングポイント通過直後。
第1ヘアピンでの立ち上がり。ペダルヒットギリギリのように見えるが、バイクを起こし始める段階で踏み始めればそうペダルヒットすることは無い。
第2コーナーはノンブレーキで突っ込みバックストレートもひたすら耐える。
最終コーナー、こちらは少々減速が必要だがコーナー中盤からはかなり踏める場所。おそらくノーブレーキで突っ込むにはキツすぎて立ち上がりで修正打を当てざるを得ないと思う。
写真の顔から分かる通り、最終コーナー抜けた直後は猛烈に辛かった。
が、最後のコンマ一秒たりともロスしたくはないので死ぬ気でもがく。最後のもがきでタイムがどれだけ縮んだのかはわからないが寿命は間違いなく縮んだ。
ゴールの瞬間、サイコンに目をやった。
2:53 との表示。
ストップを押すまでに10秒かかった。それほど出し切った状態。
トップタイムをたたき出したことをアナウンスで知る。思わずガッツポーズが出た。コースの向こうでチームメイトの歓声が聞こえる。やり切った。
ホットシートは1位席が空いており、座らせてもらう。
特に危なげなくE3が終わり、無事に優勝を飾ることが出来た。全員が走り終わるまでいつ抜かれるかという恐怖で精神的にやられそうであった。
とりあえずE2には昇格しました。
Day2 クリテリウム
06:30起床 体重58.8kg
段取りとしてはDay1と同様。
だが、起床してすぐの脚の感触から嫌な感じをする。せっかく前日銭湯で回復に務めたのに全く効果が出なかったこと、100kmも走ってないのにこれだけ疲労感が残るのかとすごいネガティブな思考に陥る。
考えても仕方ないので、とりあえずやれるだけやってみようと開き直った。言い訳にもしたくないので周りにも一切言わない(ここに書いてる時点で言い訳ですが忘備録として。)
C1のレースをガヤった後にアップしながらE1のレースを見る。
見なければよかったかもしれない。E1で落車祭りになる始末。トラウマものである。
本気でシャレにならんレベルなので、完全前方展開を決意。逃げは基本放置で。
時間になり、僕の組がスタート。最初は大人しく進行するかと思いきや、3-4コーナーの部分でやはり落車が起こる。
この時期にケガする訳にはいかないので、足を使ってでも前方展開する。常に5-10番前後をキープ。案外脚を使う。
時折逃げが発生するが、じわじわ差を埋めるように吸収を繰り返す。
で、残り8周、大落車が発生。動けない人が出たようで救護の関係でレースが一旦ストップ。
このせいで全員脚が回復したようでかなり辛い展開。
しばらくして再スタート。
残り4周時にある最後のスプリント賞直後に逃げ切り目的のアタック!アカン!キレがない!
それでもガンガン踏んだつもりで30秒ほどして後ろを振り返る
集団「やぁ!」
僕「テメーらマジか!」
徹底マークかよ…1mたりとも離れてねーじゃねーか。
ダメ元で最後のスプリントに賭ける。
最終コーナーを13番手ほどで通過し、ラストのスプリント!いや全員差し切るだけの脚なんてねぇよ!
安全のため、流してゴール。
途中から、「あっこれ無理だ」と脳裏によぎっていた。
原因は3つ。
・ビビりすぎて位置上げの無駄足
・TT勝って気持ちが抜けていた
・回復不足
2Day昇格を期待して頂いてた方々に魅せることが出来ませんでした。申し訳ないです。
今シーズン、実業団レースはこれで終わりでE1に上がれずじまいで非常に悔いが残るものとなりました。
来シーズン、きっちりE1に上がり、上位陣と戦うことを誓います。