2017年10月21日土曜日

第4回 大星山ヒルクライム レースレポ 久保田

こんにちは、久保田です。

2017シーズンも終盤。
私の登録レースは今日の大星山ヒルクライム、そして明日のしゅうなんクリテリウムで最後です。

今年の一つの目標としてE1への昇格があります。
その目標を達成すべく1年間やってきました。

そして今回のレースに挑みました。

ヒルクライムで勝つためには己に勝つことです。

己に勝つということは、自分の限界を超えることです。
いや、限界など作らない方がいいのかもしれません。


リザルト的には負けたけど。


日々成長。

以下、負けレースレポートです。

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[日にち]
2017/10/21、午前

[種目・距離]
ヒルクライム、E2カテゴリ
全⻑約8.1㎞(標⾼差428m、平均斜度5.1%)
前半4kmは斜度の緩い平坦基調、後半は2桁斜度が連続する激坂区間となっております


[注目すべき選手]
先日の大分で昇格したVCのガーミン水没おじさん
DESTRAのサカイさんなどでしょうか。
あとはおSAUCEの教祖様が序盤で動いてくるのではないかと予想。
動いたら乗るしかない。このビッグウェーブに。

誰かをマークできるほどのPowerがあるかは・・・

[天気]
雨やから

[コース状態]
普通にウエット^^

[レース目標]
3位以上入賞昇格マン

[レース戦略]
後半の激坂区間(斜度2桁)でクライマーと競り合って勝てる自信はないので、
序盤の緩い区間で動いて軽量級のクライマーを振り落としたいという意思が強かった。

なので、序盤で自分から動く。それでどうしようもなければ諦めるしかない。
勝つためのリスクを背負う覚悟ならある。あとはやるだけ。

平坦区間で誰かが動けば反応してついていく。本格的な登り口までに人数を絞りたいところ。
但し、1.5km地点に短い激坂(結構きついらしい?)があるようなので注意。
後半の激坂区間までに3人に絞られて、後続に対してある程度離れれば無駄なアタックなどせずにペースで登って、入賞を確定させたい。


予定は未定。


[体の状態]
普段体重がいくつかとかは全然気にしてないけど、今後の参考のために書いておく。

体重:57kgぐらい
体脂肪率:7%ぐらい

特に減量などはしていないのでここ1年は、ずっとこれぐらい。
でも斜度きつめのヒルクラということでお菓子を食べる量を減らしたりして、少しは気にした。

当日のCTL:56
当日のTSB:10

約1か月前から長期的な目標もあって、CTLを積み重ねることも意識してヒルクラに向けてトレーニングを開始。
1か月で約20ほどCTLを積み上げた。スタート時は40程度w
ピークは10/9に63でそこから推移し、1週間前は疲労抜きのため、強度や時間を減らしたため、60程度まで下がった感じ。

今シーズンほとんど40前後を推移していたので、過去最高のCTLではなかろうかw
でも60ってww
今後はロードレースなどにも対応するために練習を重ねて、CTRが70や80になった時の感覚を知っておく必要があると思った。
あとCTL100だからどうとかは気にしてなくて、あくまでも自分の感覚と照らし合わせることが大切だと思う。

逆に言うと40ぐらいあれば短時間のクリテなどは走れるということだ。
(というか短時間のレースならCTLなんて気にしても無駄だと思う)

1時間程度で終わるインターバルトレーニングだとTSS100も行かなかったりするので、CTLはなかなか上がらないし

[レース前の食事]
4時間前におにぎり(和風ツナマヨ)とチョコパン。3時間前にサラダチキン(スモーク)とビタミン剤。
気温が低いことにより、脂肪燃焼とかエネルギー効率が悪くなるかなと思ったので、短いレースではあるがスーパーVAAM、そしてカフェイン錠剤、EAA タブレットを1時間前に。

[ウォームアップ]
2kmほど試走とローラー10分ほど
そのあと特製アップオイルを塗り上に白ワセリン。
これのお陰でレーススタートすぐでもからだが動かない感覚はなかった。

[スタート時の覚醒状況、やる気]
まんまん

[リザルト]
トップから1分58秒、11位

[うまくいった点]
力尽きるまで先頭展開できた。

[改善点]
単純に力不足、もっと乗り込まないとダメでーす

[レース後の痛み、違和感、不具合]
なし、調子は上場一部上場

[レース後のケア]
とりあえずプロテインとカレーライス😃✌️

[使用機材]
影響がありそうなものをサクッと紹介。
ギア:52/36-12/28
ホイール:alpha340にクリスキング。重量はレーシング0ぐらいでチューブレス対応のホイール。
大阪にあるバイシクルスタジオMOVEMENTで組んでもらった愛用ホイール。
お買い求めは全国のMOVEMENTで。
タイヤ:フロントはユッチンソン Fusion5ギャラクティック23Cをチューブレスで、リアはミシュランパワー COMP 23CにヴェレデスティンのRACE SuperLite Latexチューブ入れる。


 タイヤがちぐはぐなのはリアに使ってたチューブレスがパンクしたためw予備タイヤに使いたいチューブレスタイヤがなかったので、クリンチャーの中で一番いいやつを。

ミシュランパワーは最近のクリンチャータイヤの中ではかなり気に入ってます。走りの軽さやグリップ感など、高いレベルでバランスが取れていると思う。耐久性は特段高いというわけではないがレースに使うならオススメです。



あとこいつ。
ヴェレデスティンのラテックスチューブがかなりいい。

中身はSOYOと同じ(あいつは2700円もする)。
ブランドが違ったりいろいろあったりでかなり安く買える。

1000円もやすい!

1000円もあれば鳥貴族でささみわさび(強く推奨)とトリキミックスジュース、そしてキャベツを無限に食べられる!!

キャベツは本当に無限に食べられるけど。



そんなわけでクリンチャー使用で空気抜けが気にならないならレース使用にオススメのチューブ。
軽量、快適、高性能。薄いけどよく伸びるので耐パンク性も高いと思われる。
まぁ、空気抜けはかなり激しいがw



●全体的な感想
今年はヒルクライムでないと決めた年だったのに、舞洲までに昇格できないというザコっぷりを披露。
というわけで、ポイント昇格も視野に入れ(ポイント全然たまってなかったので絶望的)、何をトチ狂ったのかヒルクライムにエントリー。(キリPさんっていつもトチ狂ってますよね)

この1年間、まったくと言っていいほど登ってなかったので、1か月前に登り始めたことろは本当に本当に酷かった。
葡萄坂20分台。十三峠20分台余裕のウンチ ✌ ('ω') ✌

登りの感覚を取り戻すのに約2週間。

夜な夜な十三峠に通いつめ(葡萄坂ではない)苦しんだ。

主にメンタルの面で。

ナヨナヨ体でヨナヨナサイクリング

クリテもエントリーしていたが、これまで貯めた貯金を信じてヒルクラの練習に専念。

尚、リアルマネーの貯金はない模様。

実業団、ヒルクラから攻略するか、クリテから攻略するか。

原作映画を見たんですけど結構面白かったです。
アニメのほうは見てません。

ヒルクライム攻略の鍵はメンタルだと思う。

やっとこさ踏めるようになってきたのが1週間ちょっと前。
自分のもつ十三峠の自己ベストも更新し(ゴミのようなタイムだが)、メンタル的にも整ってきた。
みんな大好き柏原(かしわら)にある葡萄坂もなんとか自己ベストに近いタイムを出せるようになってきた。

というかリミッターを外さないとダメだ、限界を超えて行け。
と思い、サイコンのタイムや平均速度、パワーを見ないようにTTしたら自己ベストが出たわけです。

余計な情報を見るから(余計ではないが)途中で諦めたり、余計なこと考えて踏み辞めてしまうんだなと。
わかってたことなんですけど、速度やパワーに縛らせてリミッターがかかるんですよね。

そこの伸び悩んでるあなた、

一度サイコンを外してみてはいかがでしょうか(もしくは見ない)

そんなこんなで1週間前は疲労抜きと、クリテの方もちょこっと対策。。。
と思いローラーでのインターバルをサクサクっとこなしていました。

大阪さくさくワッフルも驚きのサクサク感。

食べたことないけど。

そうして挑んだ本大会。

何度も言うがヒルクライムはメンタルだ。

神のようなフィジカルを持つ人にはわからないかもしれないが(怒)



誰かが言ってたよ。多分知らんけど。

チャンスがほしいか、くれてやる、探せ。

リスクの中にすべてを置いてきた。



ここまで応援してくださった皆さん。ありがとうございます。
まだ終わってないけど。
これからもよろしくお願いします。

Supported by カタシモワイナリー  & ジェラートカフェMonte Rosa



どれもおいしいワインばかりですが、たこやきに合うシャンパンことたこシャン、
是非ご賞味を。

追伸:柏原市のスポンサー様募集してます(ニッコリ

2017年10月11日水曜日

マトリックスパワータグ主催 東近江エンデューロ

芝田です。
先日滋賀県の愛知川の河川敷で開催された、東近江エンデューロに参加してきました。

今年は進学してからうまく生活パターンがつかめず、
自転車にも全力を注げていませんでした。

ただ、実業団レースでも草レースでも出ないと集団で走る感覚が鈍ると思い、西日本クラッシックや愛知県で開催されているAACAなどに出場してきた一年でした。

今回も一週間前まで高熱で寝たきりだった状態で挑んだレースでした。


以下、簡単なレースの感想などを。

僕が出たレースは2hエンデューロ
2年前に部活で出た北播磨のエンデューロ(何時間か忘れた)で4位をとって以来のエンデューロ

クリテリウムだと逃げるような足がなく、大抵は最後のスプリント勝負になりパワー負けするのがいつもの流れ、、となるがエンデューロだとまたレースの流れが違うので、非力な自分でも割と勝機があるなーとは考えてました。

7:00起床 体重は56kgちょっと

準備をしていたらあっという間に出発時間
到着は13時過ぎ

ささっと準備してチームメイトと友達と試走
1周 1.2kmのオーバルなコースを右回り
初めて走るけど特に砂が多いわけでもなく舞洲とコーナーと特に違いは感じず
スピード落とさずそこそこのスピードで行けるなーという感じ

3,4周走って必要な情報は把握

試走が終わったころにはもう出走10分前

チームメイトが第一出走
1時間:1時間で役割分担

エンデューロだと大抵交代でラップされるので、交代は最小限の1回に。

そして定刻にスタート。
初めはローリングスタートで一周回ったぐらいでアクチュアルスタート

マトリックスの選手が2人と2hソロの選手を中心とした集団が40km/h越えで周回を重ねていく
初めの方は第一集団にいたチームメイトも時々上がる集団のスピードについていけず第一集団から落ちる。



それでもめげずに自分のペースの合う集団をパスしながら周回を重ねていく
アナウンスを聞いていると6位前後をうろうろとしているらしい。

大体全体で30チームが出場しているらしいので1/5で入賞圏内とだけレース前に伝えておいたしそれを意識して走っていたのだろうか。


見ているとあっという間に自分が出走の時間に。
ゼッケンをつけてピットで待機。
友達にタグの付け替えを手伝ってもらってスムーズに出走(ありがとう)

出ようと思ったタイミングで第一集団が通りかかったので、
走るぞ。とスイッチを入れて集団にin

ローラーを忘れてアップしなかったので結構きつい...
加えていつも落ち着きがないのでごはんも満足に食べずに出走してしまった...

普段から補給のタイミングがうまくつかめずよくハンガーノック気味になるので割と絶望。
まぁ、やれるところまでやればいいかーと思い集団の中盤を維持。
足攣り対策として2ボトルに高濃度アクエリを持ってきたのでそっちは安心かなと。




全体で33周回?どこかで1回千切れました。ログを見ると6,7周目みたい。
第一集団、緊張しながらも引かせていただきました。

千切れてからはできるだけスピードが落ちないように第二集団の前方で先頭を引いたり、元気そうな人に引いてもらったり。
完全に前3,4人で回すような感じになりそうだったので、聞いてくれるかはわからないけど、2hチームの人なら御の字と思って後ろの人に手信号で引くように指示。

そうやって第一集団にラップされるのを待って、追い越されるときに合流。
もうここからは逃さないように集団中盤を陣取る。

自分を客観的に見れないのでもしからしたら危なかったのかもしれないが、
コーナーは前の人を内側から迎えに行けるような形でコーナリングすることでコーナーの立ち上がりで少しでも非力な自分がついていけるように工夫。

後は辛抱、辛抱、辛抱、、

後半になると西日がまぶしい。
みんなも疲れてきて少し運転が荒くなる。

ここでこけてはすべてが台無しになるので集中集中。

計測地点のガヤが回ってくるごとに、応援と順位を教えてくれる。
周回を重ねるごとに順位が上がっているのに時々気づく。

若干体力に余裕を持てていたので、最後までもがききろうと決意。

ラスト3周でソロの先頭が牽制状態に。
引いてもらっているので邪魔せずに、2hチームが周りにいないかを常に確認。
相手の周回が分からないので、見つければ抜かせる位置に位置どる。



ラスト1周
前の方で話し合っていて、空気的にスプリント勝負になるみたい。
第一コーナーの立ち上がりからスピードが上がる

気合いの入れ時か、、と思い踏もうと力を入れると右足の腿・ふくらはぎが一気に攣った..
攣るのはいつものことなので、痛いけど気にせず踏み、最後はスプリントしてゴール。

前に、2hチームの人がいないのを確認して一安心。


 アナウンスも確認して一位になったことを確信しゴール
数日前にガッツポーズしてゴールしたいです。ということを代表を話していたので
本当にうれしかったです。

 なれないインタビューをこなして。の一枚。

よく頑張ってくれたチームメンバー。
交代のタイミングだったり、頑張ってレース序盤は順位をキープしてくれたり、いろいろ助けられました。


決して良いコンディションではなかったものの運も味方してくれて、優勝することができました。
自身のモチベーションも上げることができ、来年に向けて準備を開始するいい機会になりました。

チーム内外とも負けないよう鍛錬に励もうと思いました。

次はAACAか堺浜クリテリウムに出場予定です。
会場で見かけたら、気軽にお声かけ下さい。

Supported by カタシモワイナリー & ジェラートカフェMonte Rosa